米沢こころの病院新年顔合わせ
令和2年1月14日(火)午前8時20分より「米沢こころの病院新年顔合わせ会」が米沢こころの病院会議室において開催されました。
御供院長より挨拶がありました。(下記文章)
令和初のお正月に皆さんは今年をどんな年にしようと思って過ごされたでしょうか。自分の趣味の事、家族との思い出作り、仕事の目標などいろいろ考えたと思います。米沢こころの病院は、今年は電子カルテの導入がありますし、精神科救急病棟の増築工事も行われています。そのように、病院は変化し進化していきます。オリンピックもありますし、世界の情勢も、気象状況や災害の状況も、刻々と変化しています。置賜地域や米沢地域の人口のバランスも変化しますし、患者さんの病気も変化してゆきます。そのような様々な変化のなかで、その都度その都度、病院の態勢も含めた変化への対応策にいろいろ工夫が必要になります。ただ、変わりなく重要なことは、米沢こころの病院が単なる病院と言うのではなく『「米沢こころの病院」という名前の医療の試み・実験・プロジェクト』であると言いうことだと思います。
公徳会には、ほかに佐藤病院、若宮病院という病院がありますが、米沢こころの病院は、そのどちらとも違った役割や特徴があります。そして、『「米沢こころの病院」という名前の試み・実験』を今年はどのように進化させてゆくか。米沢こころの病院の新しい文化、新しい歴史を今年はどのように創ってゆくのか。そのためには、自分たちはどのような事を考えたり、勉強したり、悩んだり、議論しあったりするのか。おそらくは、自分たちが思っている以上に患者さんや家族には、自分たちが大きな心の拠り処となっているということをもう一度自覚して、今日の仕事はこれまでで最高レベルの仕事だったのか、もっと良質な仕事ができる余地はなかったか。仕事として、自分の生き方として、明日もこれでよいのか。そういうことを日々考えながら今日の役割を果たして、明日は今日よりも少しでも前進した対応や仕事ができるように、存分に力を発揮して、一日一日を大事に過ごしてほしいと思います。今年も1年間、一緒に議論を重ねながらやってゆきたいと思います。改めまして、今年もよろしくお願いいたします。